風はいつも追い風。

自分らしく生きたい。

私の宝物。【パワハラに負けない!】

小さい頃から日本の学校教育に強い疑問を感じていた。

小学校で先生に「なぜ前へならえをするんですか?」とたずねて、「なんでもいいからやりなさい」と答えが返ってきてびっくりした。

『理由はわからないけど、とにかく皆がやるからやらなければいけない』という行為に、とても疑問を持っていた。

円周率を3.141592…と小数点以下を第何位まで暗記できるかを競う算数の授業なんて、全く理解ができなかった。

「どうしてそんなに小数点以下の細かい数字まで覚える必要があるの?」って先生にはむかうつもりじゃなくて素直に疑問だったし、それが将来どんな役にたつのか教えてほしかった。

そんな調子だからいつも周囲からは白い目で見られたし、成績表の備考欄には「協調性がない/質問ばかりして授業を遮る/場の空気が読めない」と書かれた。

中学生になっても一年早くうまれただけで先輩きどりする上級生達にうんざりした。

一匹狼な私は目立つ存在だった。

先輩と顔を合わせないよう登下校はなるべくダッシュでまっすぐ帰宅するようにした。

金髪に限りなく近い茶色に染めた髪と今も左耳に残る3つのピアスは、自分なりの周囲への反発だった。

いつも自分の居場所が欲しいなあと思っていた。

唯一の救いは、両親が「あなたの考えを尊重する」とひたすら味方でいてくれたこと。

家庭訪問で先生から素行が悪いと注意された時も、母が「昔私もそうでしたから…」と笑い飛ばしてくれてほっとした。

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大人になってからも相変わらず居場所がなくて、日本企業で違和感を感じながら働いていた。

以前に勤務していた会社では、先輩の女性社員から二年弱の間、強烈なパワハラを受け続けた。

総合職のアシスタント職だった私は、旧態依然の古い体質を疑問に感じて沢山の業務改善案を上司に提案して、会議でも合理化をはかれるように様々なアイディアを出していった。

でも会社が私のアイディアを取り入れることは無かったし、会議で発言する私を心良く思わない彼女から毎日のように理不尽な公開叱責を受けて罵声を浴びせられた。

私が彼女のパワハラを上司に訴えても、「そんなの聞きたくない」と無かったことにされて終わった。

お手洗いや更衣室に私が入ったのを見計らって追っかけてきては、他の人の目が無いのをいいことに公衆の面前では言えないようなワードをいっぱい言われた。

仕事が終わって帰りの電車内でつり革につかまっていたら、前に座っていた女性から突然「これどうぞ」とハンカチを渡されてびっくりした。

無意識のうちに泣いてたなんて。。。

毎日少しずつ疲弊していく中でも「このままじゃだめだ、私の居場所はここじゃない。理由はどうあれ、パワハラをする彼女が絶対に悪い。今に見ておれ、英語を勉強して彼女とこの会社を踏み台にして華麗な転職をとげてやる。周囲に無能だと思われててもいい。私は自分の可能性を信じてステップアップするんだ。」と、ぺちゃんこになりそうな自分を必死に奮い立たせた。

正当な方法で、しかもそれが自分のためになるような手段を使って、彼女や彼女をかばう上司を見返そうと心に決めた。

周りの人は知らなくても、私は自分が精一杯努力してきたことを知っている。

もし人の価値は努力の量で決まるとしたら、私はそれに当てはまりたいとも思った。

強烈なパワハラを受け続けると自尊心が打ち砕かれていって、自分は価値が無い人間なのではないかと錯覚をおこしはじめる。

でも価値がない人間なんていないし、人には誰しもその人にしかしてきていない『経験』という最大の財産がある。

理由はどうあれ、パワハラをする彼女が絶対に悪いと思ったし、他の人を脅かす行為なんて許されていいはずがない。

一番意味のないことは、『自分が価値のない人間だと思うこと』だから。

もし今パラハラを受けて悩んでたり、自分の居場所が見つからないで苦しんでる人がいたら、いったんお休みして別の場所へ移ってみるのも大事だと思う。

私の宝物は私だと思う。

と同時に、きみの宝物もきみだと思うから。

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