子どもの頃、一緒に遊んでて楽しくて気が合う人とは自然と友達になった。
純粋にそれだけの理由。
大人になっても友だちになる基準は基本的には同じ。人によって態度を変えないところは、私の長所でもあり短所でもある。
・どこの大学を出ているのか?
・企業名や職種、役職は?
そういったことにはあまり興味がない。
たまに大企業に勤めていることや、親が裕福なことを自慢気に話してくる人もいるけど、そういう人とはあんまり話が弾まない。
「大学名よりどうしてその学科を志望して、何を勉強してきたのか」
「企業名や役職より、その場所でやりがいを感じられる日々を送っているのか。なぜ今の仕事を選んだのか」
そういう話がしたいし、聞きたいのになあと思う。
私は自分の出た大学をとても誇りに思っている。
一生懸命勉強したし、高校三年生の当時、私が持っている力をじゅうぶんにだしきって入った大学だから。
でも大学名は私のステータスにはならないと思っていて、大学名じゃなくて努力した私を評価してほしいと思う。
大学名は私のパーソナリティとは全く関係ない。
同様に、有名な企業に勤めていることや親が裕福かどうかだって、その人のパーソナリティにはならないと思う。
親が裕福であっても、子どもであるその人が素晴らしいかどうかは全く別の問題。
有名な企業に勤めてたって、その人がやりがいを感じられない日々を送っている可能性だってある。
大企業=ステータスにはならないはずだけど、看板社会の日本ではついその看板にみんな目を向けてしまうんだと思う。
私は誰かと知り合うときに看板ではなく相手の中身に目を向けたいと思っていて、なるべく先入観にとらわれないようにしている。
自分と気が合うかどうか。
一緒にいて心地いいと感じるかどうか。
大人になっても結局のところ、子どもの頃の友だち選びとおんなじでいいんだと思う。