風はいつも追い風。

自分らしく生きたい。

見えない点と点を繋ぐ。

「小さな頃から将来やりたいことが決まってる人っていいなー」

って大学受験の時に痛切にそう感じた。

私は当時興味のあることなんて特に無かったし、大学を卒業してもやりたいことはすぐには見つからなかった。

大学の就職相談課の担当の人がすすめてきた求人の中から、なんとなく聞いたことのある名前の会社を適当に受けて、一番はじめに内定をくれた会社に入った。

新卒で入社した会社は、入社して2ヶ月で女性の先輩社員が上司と大喧嘩して全員辞めた。

たまにしか鳴らない電話が鳴ったときは、私の隣で居眠りしてる男性社員が寝ぼけながらムクッと起き上がった。

(先輩、仕事中にまた寝てるよ…。
まあこの仕事つまんないもんねえ。
この知識が将来なんの役にたつんだろう。)

とすやすや眠る先輩を見ながらいつも思っていた。

それでも上司から専門知識をつけるように言われたし、やるからにはしっかりやらなきゃと思ったので業務に関連する資格だけは一応取得した。

将来のためじゃなくて、「一応」、「しぶしぶ」。

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その後色んな業務を経験して、だいぶ慣れてきて転職も視野に入れてた頃、 本屋でなにげなく手にとった『自分らしく働く女性特集』みたいな内容の記事の写真に目が止まった。

うつっている女性の笑顔がイキイキしてすっごく素敵だったから。

生きる屍と化してた私は、その記事を読んである資格を取得しようと決めた。

昼間はこれまで通り働きながら、夜間は学校へ通って、取得したら会社を辞めてその資格を活かして生きていこう。

そう決めた。

学費の支払いは当然自腹。

文字通り超節約生活の毎日で、体力的にも金銭的にもだいぶ厳しかった。

一年間程そんな日々が続いたけど、私がのぞんでやっていたことだから、精神的には不思議とつらくはなかった。

その後無事資格を取得したけど、諸事情があって結局その資格を活かした職業にはつかずじまい。

だから端から見たら学費と時間の無駄遣いかもしれない。

だけど、転職の際に面接でその資格について質問されたり興味を持ってもらって話が盛り上がることが多かった。

そして「先輩、また寝てるよ。この仕事の経験って、いったい何の役にたつのか…」って思いながらも「一応」「しぶしぶ」取得しといた資格は、今の仕事でかなり重宝がられたりしてる。

遠回りなようで遠回りじゃなかったし、
無駄なようで何ひとつ無駄じゃなかった。

当時は見えない点と点を繋ぐことなんてできなかったんだけど、スティーブ・ジョブズの言うように振り返って見ると点と点は繋がってるんだと感じた。

未来を見据えて行動する、じゃなくて、確信はないけど将来の糧になる。

きっとなんでもそうなんだ。

そう思って毎日を送るようにしてる。